ある日の授業後、高等部の生徒からちんたんのLINEに連絡があった。
「大切なプリントを無くしてしまった。それがないと赤点になってしまう。高等部のゴミ箱に捨てたかもしれない」というメッセージだった。
それを見たS先生はすぐに裏にある倉庫のゴミ箱を漁った。
するとY先生やH先生も何も言わず、ゴミ袋の中に手を突っ込んで、丁寧にプリントを探した。
深夜にゴミ袋を漁る不審者集団。。。
たった一人の高等部の生徒のために、4人の先生たちが1時間近く探したが、見つからなかった。
しかし、その時に文句を言う先生はいなかった。
「エイメイじゃなくて、家とかカバンの中にあったらいいんだけどなあ」そんなことを言っていた先生に他の先生も同意していた。
その後に何事もなかったかのように、それぞれの仕事に戻っていった。
後日、結局のところ、そのプリントは見つかった。その時にその生徒を責めることはなく、「あって良かったな」と何事もなかったかのように声かけしていた先生がいた。
エイメイではこんな出来事が日常茶飯事に起こっている。