スヌーピーに出てくるライナスは、お気に入りの毛布をいつも手放さない。
ライナスの毛布への執着も、一種の意識の固着だ。
例えば、合唱コンクールがあるから宿題ができない。
修学旅行の準備があるから検定の勉強ができない。
え?
と思うようなことも、生徒たちは平気で話してくる
○○があるから○○ができない、というのは、一種の意識の固着だ。
合唱コンクールのクラス練習があって宿題をする時間がなければ、朝の10分だけ毎日とってみる。
または学校の休み時間に5分だけやってみる。
塾の授業後に10分だけ残って自習していく。
できないって思うと本当にできなくなってしまう。
数学が苦手だからできないんだっていう生徒は、数学ができるようにならない。
それと同じだ。
そんな生徒たちには、
「できるためにはどうしたら良いのか?」
という問いかけをする
そういった問いかけが、意識の固着を防ぐ役割を果たす
何事にも縛られずに柔軟に対応していくことで、新たな解決策が見つかるはずだ。