日々、生徒たちと関わっていて何も問題が起こらないという日はない。
何かしら問題は起こるものだ。
その日々起こる問題をどう解決していくか、生徒たちにも問題解決能力を身につけてほしいと思っている。
問題解決能力にもレベル分けがある。
レベル1(何も気付かない)
レベル2(問題に気づく)
レベル3(問題に気づいて行動する)
レベル4(問題に気づいて行動して解決する)
レベル5(あらかじめ起こり得る問題を想定しておいて早めに対処をしておく)
どのレベルにいるのか。
それを確認しておきたい。
レベルが低いなら、ドラゴンクエストのように経験値をためて上のレベルに行けば良い。
そのために問題点を「見える」ようにすること、さらにエイメイでいうと「波」に気づくこと、まずはそこが出発点だ。
今、自分が良い波にいるのか。
それとも悪い波にいるのか。
それを自覚できるようなものを自分で持っておいて、自ら軌道修正できるようにしておきたい。
生徒たちはなかなか自分がどのレベルにいるか気づかない。
なので、おこがましいが、教師として「気づき」を与えてあげる必要がある。
例えば、寝坊が増えて、宿題忘れが多くなって来た時は確実に悪い流れなので、
引き締めるような面談をしたり、全体に向けても話を入れる。
そこで気づいて行動を変える生徒がいる。
生徒へも
「自分の特性、強みと弱みを知っておくこと、それを自覚することが、成長するための出発点だ」
と伝えている。
見たくないところにも目を向けて、しっかりと向き合うこと。そこからスタート。