子育て塾長づかっちのブログ

教育に夢と感動を。そして少しのユーモアを。

転んでもいい。立ち上がることが大切。

 

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「うちの子は立ち直る力があるのでしょうか…」

 

と数年前に保護者様に相談された。

 

その保護者様は、子どもに対して何でもやってしまう保護者様で、本人は男のなのにどこか弱々しい。

 

自分の意見を言うわけでもなく、無気力で、意欲的に物事に取り組めないタイプだ。

 

そんな保護者様に伝えた言葉がある。


「教育というのは、親の見えるところで、いくらでも挽回できるような失敗をさせてあげて、立ち直る経験をさせてあげるものだと思っています。」


「いつまでも過保護に守っていては、大人になってからも守られないと生きていけなくなります。」


そのような言葉を伝えると、そこで「ハッ」と気づいてくださる保護者様もいる。

 

子どもが歩いている道の先に石ころがある。

 

その石ころを取り除くことが、必ずしも、子どものためにならないことに気づいてくださる。

 

その気づきのきっかけを、おこがましいが、面談の場で伝えることがある。

 

そうでないと、将来、弱い大人になってしまいかねないからだ。

 

上司に叱られたり、仕事でミスをしたりすると、ポッキリと心が折れて立ち直らずに、会社にもいけなくなってしまう。

 

エイメイ生にも、強くたくましくなってほしい。

 

何かあっても、自分の力で立ち直れる力を身にけてほしい。

 

そのために、時には【自分の力で乗り越えろ】と厳しい言葉をかける時もある。

 

優しさは弱さになってしまうことがある。

 

心を鬼にしてでも、生徒たちのことを想い、真剣にぶつかる。

 

そこに信念がある。

 

覚悟といえるかもしれない。