本日、成人式を迎えられた方、ならびにご家族様へ祝福を申し上げる。
成人式、それはひとつの節目でもある。
日本では20歳は特別な年だ。
そして、
これからの人生がある意味、
自分の人生のはじまりである。
義務教育を終えて、
社会に飛び立ち、
自分らしく生きることのはじまりでもある。
新しく立つそのスタートラインのその先は、
順風満帆ではないかもしれない。
就職、国の借金、年金問題、世界情勢の不安、グローバル化の波、少子高齢化など。
しかし、その荒波のなかをしっかりと自分の足で生きていかなければならない。
ときには、荒波にのまれ
転覆しかける時もあるだろう。
ときには、道に迷い、
途方に暮れるときもあるだろう。
ときには、前に進めずに立ち止まる日がくるだろう。
それでも、
転んで起き上がった分、
人は強くなることができる。
前に進めなくて悩んだ分、
自分をたくましく成長させてくれるだろう。
これから行く道先は、
自分次第で楽しくもなるし、
つまらなくもなる。
どうか、自分自身で自分の道を、面白く、実のあるものにしてほしいと思う。
大河ドラマ「花燃ゆ」に出てくる
「おもしろきこともなき世をおもしろく…」
どんなときも
楽しもうとする姿勢をする姿勢を忘れないでほしい。
いつか振り返って、
自分より年下の世代たちに、
自分の生きた道を堂々と語れるように、
風のなかで立ち向かっていってほしい。
今日は天気も祝福しているようだ。
成人、おめでとう。