子育て塾長づかっちのブログ

教育に夢と感動を。そして少しのユーモアを。

合格発表の日に伝えたい

埼玉県 合格発表日


合否のボーダーラインというものがある

 


他の受験生より

 

 

テストの得点が1点高ければ、合格。

 


テストの得点が1点低ければ不合格。

 


合否が分かれるポイントがある。

 


合格すれば勝ち組で、

 

 

不合格だったら負け組、

 

 

なんてことはない。

 

 


さらに、不合格だから努力してない、

 

 

なんていうのも間違ってる。

 


たった1点なんかで今までの努力を計れないだろう。

 


たった1点なんかで、

 

今まで解いてきたプリントの枚数、

 

眠い目をこすりながら勉強したり、

 

苦手科目にも負けじとがんばった日々は計れない。

 

 

志望校に向けて、

 

誘惑に負けじと、

 

大好きなスマホを制限したり、

 

見たいテレビを我慢したりした日々は、

 

 

テストのたった1点なんかでは計れないだろう。

 

 


だけど、

 


「よくがんばったな。」

 

 


そんな気休めな言葉は言いたくはない。

 


もしかしたら


言葉では言い表せないくらい、

 

 

苦悩し、涙し、

 

 

未来に希望を見出せずにいるかもしれない。

 


希望なんかないって、

 

 

何事に対しても前向きになれない感情になっているかもしれない。

 


それでもなお、

 

 

前を向け 

 

 

と言いたい。

 


肩を落として、

 

 

涙で目を腫らしても、

 


それでもなお、

 

 

未来は明るい

 

 

と伝えたい。

 


なぜなら、高校受験がゴールではなく、

 

 

あくまで一つの通過点だからだ。

 


東武東上線ふじみ野駅から池袋駅まで行く間に通る、

 

みずほ台駅志木駅

 

成増駅というような一つの駅があるように、

 

高校という一つの駅があるだけだ。

 


最終目的地のゴールは、高校じゃない。

 

 


高校は通過点だ。

 

 


むしろ、新しい生活のスタートラインだ。

 


大切なのはこれから乗る電車で、

 

自分で自分のレールを敷けるかということだ。

 


自分を信じて走り続ける。

 


悔しい気持ちさえ

 

 

燃料にして走り続ける。

 


時には停車駅に止まるかもしれない。

 


時には今回のように思ってた駅と違う駅に着いてしまうかもしれない。

 


でも、その駅が思いがけずに良い駅で、

 

より夢や目標に近づけたり、

 

思ってた駅とは違う良さがあったりなんてこともある。

 


それで良い。

 

 

それが良い。

 


何事もストレートにうまくいく人生よりも

 

 

色々な駅を知っておいた方が

 

 

味わい深い人生になるもんだ。

 


これからは、

 

 

自分自身の手で未来のレールを敷いていってほしい。


振り返った時に、

 

この道へ進んで良かった、

 

そう言えるような日々をこれから過ごしていってほしい。

 

 


未来は明るい。