国語の文章読解における3つのポイントがあると思っています。
「文章読解における3つの基本ポイント」
▼まず一つ目は「主語・述語を見分ける」こと。
誰が?どうした?をおさえる。
小説では、登場人物の把握。古文では、動作主の問う問題もある。
また、小説の問題では、行動→心情を読み取ることもある。
▼二つ目は「修飾語・被修飾語の関係を意識する」こと。
→どこにかかっているか意識して読むことにつながる。
また、北辰や実力テストの説明文の比較として、出題されるかな。
▼三つ目は「指示代名詞(これ・それ・あれ)が何を指しているのかを把握する」こと。
これはよく出る問題。指示代名詞が何を指しているのか。はじめの頃は、いちいち意識して読んでも良い。
以上の基本の読解スキルをまず身につけたいね。
さらに、テスト時間が足りない生徒や、どこを注意して読んだら良いかわからない生徒は、
「問題文を先に読む」
をオススメします。
なぜなら、何を問題にしているか、確認しながら、読むことができるので、答えを見つけやすいからです。
「問題文を先に読むこと」
何を問われているか事前に把握して、文章を読むスタイルも伸び悩んでいるなら試してもいいかも。
国語の文章読解は、
「どう味わって感動するか?」
ではなく、
「どう読み取るか?」
です。
採点者の立場に立って、解答を作ってあげる感覚。
国語の授業が、正解のたくさんある、道徳の授業になってはいけないしね。