教師としてのファイナルゴールは、生徒の成績を伸ばすことではない。
え、こんなこと言っていいの?
もちろん受験においてのゴールは合格させることが前提。
成績を上げること、大事にしてる。
しかし、高校受験はゴールではない。
1つの通過点だ。
だから、教師としてのファイナルゴールとしては、
困難を乗り越えた経験をしてもらうこと。
努力して諦めずに取り組んで、目標を達成して感動を味わうこと。
勉強を通して、学ぶことの喜びを感じてもらうこと。
この先、何かで挫けた時に困難に立ち向かって、乗り越えた経験が彼らの支えになればと思う
「成人式に生徒が来る塾なんてすごいですね!」
他塾の先生が言っていた。
毎年、成人式後に卒業生が塾に来ることを当たり前のことだと思っていたから、ハッとした。
成人式の翌日、数人と「はちや」でご飯を食べた。
思い出話に花を咲かせた。
鶴瀬1期生の生徒たちだ。
今、エイメイで先生をしてくれている卒業生もいる。
振り返ってみると素敵な思い出ばかりだった。
思い出だけではなく、あれだけ勉強に一生懸命に取り組めたこと、
『エイメイの先生に出会えたことを感謝している』
と言っていた卒業生もいた。
エイメイの先生は生徒の人生に携わることができる尊い仕事だ。
今は幼く、手のかかる生徒も、大人になった時に恥ずかしながらあの時はお世話になりました、と感謝をされる日がいつか来るかもしれない。
来なくてもいい。
でも、
卒業生たちには、大人になった時に活き活きとしていてほしい。
どんな仕事に就いたとしても、輝いていてほしい。そんな願いがある。
だからこそ、今いる生徒たちには目の前の課題から逃げずに立ち向かってほしいと思う。
勉強を通して、様々なことを学んでほしいし、身につけてほしい。
テストの得点が上がれば、「やればできる!伸びる!」という経験を積むことができる。
「やればできる!」マインドは社会に出てから、必要なマインドだ。
逆境の時や困難が訪れた時に這い上がることができる。
まわりの人を勇気づけることもできる。
困難を乗り越えた先に、大きな得るものがある。
がんばれ、エイメイ生!