英語、数学に比べると疎かにしてしまいがちなのが国語です。
しかし、教える立場に立って、国語ほど大切な科目はないと痛感しています。
すべての問題は日本語で書かれて出題されます。
例えば、数学の文章題など。
数学の文章題で「置き石が等間隔で並んでいます〜…」というのが、出てきて、
置き石?
等間隔?
という生徒はそもそも計算ができても、この問題は解くことが難しい。
問われている内容を読解しなければ、問題を解くことはできません。
テストで点数を伸ばしたい!ということであれば、国語に力を入れる必要があります。
また、説明文の読解は論理的に考えるトレーニングにつながる。
筆者の意見があり、その後に理由や根拠がある。
筆者の意見は何なのか?
意見の根拠や理由は何なのか?
筋道立てて述べられる文章を読むことで、論理的な文章とは何なのか?
説得力のある文章とは?
意識して読むことで読解力も身につく。
国語は日本語だから特に勉強しないでいいのでは?
ではなく、
しっかりと国語は学ぶべきです。
センスや何となくで解いていたら、いつか失敗してしまいます。
点数で伸び悩んでいたら、もしかしたら、読解力のところでつまずいているかもしれない。