子育て塾長づかっちのブログ

教育に夢と感動を。そして少しのユーモアを。

印象に残っている先生

小、中、高、大学と沢山の先生に教えられてきてるのに、印象に残っている先生は数名だ。


印象に残っている先生の共通点は、授業のうまさや頭の良さではなく、どれだけ生徒に親身になってくれているか。


かけがえのない時間を笑顔で一緒に過ごしてくれるか。


自分自身のことを振り返って、そう思う。


大手の個別指導塾にいた時に、生徒より遅く来て、生徒より早く帰る先生がいた。


その先生は、生徒の問題集にただマルかバツかで赤ペンでチェックをつけ、バツの問題があれば、答えを言うだけの先生がいた。


見ていたのは生徒の顔ではなく、生徒の問題集と偏差値だった。

 

答案を見てマルかバツかをつける、機械的な流れ作業の中に、火花散る瞬間はない。


火花散る瞬間は、先生と生徒が向き合った瞬間に訪れるものだ。


教室でも、廊下でも、自転車置き場でも、病室でも、場所を選ばずに。