受験は一つの山に例えられる。
山に登るためには、険しい道があったり、突然の嵐に襲われたり、予想外のことが起こる。
体力的にも、精神的にも厳しい時がある。
中学校生活におきかえて考えてみると、
部活に悩んだり、偏差値の伸び悩みで勉強から逃げたくなったり、進路に悩んだり…。
でも、
そのなかで一緒にいる仲間の大切さに気づいたり、
支えてくれる家族のありがたさを知ることもできます。
その過程で、困難なことが訪れても乗り越えていける精神力が身につきます。
たくまさしさが身につきます。
そして、困難なことを乗り越えたあとに、待っているものがあります。
高ければ高いほど、頂上から見る景色は格別です。
感動は一瞬では味わうことができません。
仮にヘリコプターに乗って楽して頂上まで行っても感動はそこまで味わうことはできません。
ここにいるエイメイ生には人生で1度きりしかない高校受験でやり抜いて、
感動、達成感を味わってほしい。
今、目の前のことに必死に戦っている3年生だからこそ伝えたい。
自分の未来は自分で切り開いていく。
人生の主人公は自分です。
そういう気持ちで高校受験を乗り越えていってほしい。
心が折れそうな時も、負けじと、歯を食いしばり、前を向いてほしい。
人生には戦わなければならないときがあります。
第16代アメリカの大統領、リンカーンは平等な世の中を作りたいと夢を描いた。
白人も黒人もみんな平等で幸せな世の中を作りたいと。
しかし、当時のアメリカは北と南に分かれて、争っていました。
南北戦争。
奴隷制度を保とうとした南側。
人間の欲望は強い。
対して、リンカーン率いる北側は、自由で平和なアメリカのために、夢の実現のために戦いました。
途中、何度も南軍に負けそうになりました。
しかし、それでも、最後の最後まで諦めずに戦い抜きました。
そして、ついに、リンカーン率いる北が勝利をし、奴隷解放宣言。
リンカーン大統領が、奴隷解放の父とも言われて、沢山の人の夢を叶えた瞬間でした。
そのリンカーン大統領の言葉が、
Where there’s a will, there is a way.
意思があるところに道が開ける。
困難なことが訪れても、自分自身の意思があれば、道を開くことができるという意味です。
これから受験という山に登っていく受験生たちに贈りたい言葉です。
まずは目先の中間テスト。
本気で取りに行こう!3年生に期待してます!