極度にバツがつくことを恐れる生徒がいる。
なぜだろう?
今まで、バツが悪いことを教えられてきたからだ。
「なんでこんなにバツが多いの?」
「バツばっかりじゃないの、あんただめねー」
まわりにいる丸ばかりの生徒と比較して
「オレはバツばかりでダメなやつなんだなー」
「私は丸がもらえてない、どうしよう…」
こんなことを感じで、まちがえることを恐れてしまってるのかもしれない。
減点方式の教育の良くないところだ。
バツは悪いことではなく、
バツを隠したり、恥ずかしくなってバツなのに丸に変えちゃったりと、
バツをそのままにしちゃうことが悪いことだ。
まちがえをそのままにする。
その蓄積が、わからないにつながる。
算数嫌い、数学嫌いにつながる。
だから、そもそも、まちがいは悪いことではないよという大々的に伝えたい。
むしろ、まちがいから勉強はスタートなんだよ!
まちがいがあるから、理解が深まって良いんだよ!と伝えたい。