僕は生徒がいるときのエイメイ学院が大好きです。
先生は生徒のため、全力で授業をし、悩みがあれば親身になって相談にのります。
そして、生徒が帰ってからのエイメイも大好きです。
授業後の終礼では、生徒のことを真剣に考える先生たちの姿があります。
嬉しかったことはみんなで共有し、
うまくいかなかったことがあったら、
より良くするためにはどうすれば良いのか、
全員で考えます。
ショッピングセンターなので、本当は早めに帰らないといけないのですが…。
すべては仲間の成長のため、そして成長した先生が生徒に良い授業をするためです。
「生徒のことをこんなに真剣に考えている人がいたのか」
「もしかしたらその瞬間は、世界で一番、その生徒のことを考えているんじゃないか。」
10年以上前になりますが、
エイメイの先生になりたての頃、
先輩のエイメイの先生が、
1人の生徒のことを心から真剣に考えていたのを知って、驚いた経験があります。
大人にとっては些細なことだけど、
子どもたちにとって大切な問題に対して、
真摯に対応するエイメイから多くを学びました。
そんなエイメイが学ばせているのは勉強だけではなく、
【親への感謝の気持ち】
【仲間の大切さ】
【様々なことに対して熱くなれること】
そして
【主体的に何かをする姿勢】です。
だからこそエイメイには、授業がなくても生徒が集まり、
エイメイが休みの日にも生徒が来て、朝から夜まで自主的に勉強するのだと思います。
周りから見たら少し変な光景も、エイメイであれば自然なことなのです。
そして、その環境を作っているのは、生徒一人ひとりなのです。
自主的に努力する心は、生徒が作り上げた素晴らしい伝統なのかもしれません。
僕が中学生・エイメイ生だったときもそうでした。
エイメイの先生が「勉強をしろ」と頼んできたわけではありません。
ただ、みんなエイメイが好きで、
一生懸命なエイメイの先生のため、
そして仲間のため、
何より自分のために勉強していました。
温かく、いや、熱いぐらいに見守ってくださった、当時のエイメイの先生方には感謝をし、同時に尊敬しています。
振り返ってみると、生徒たちのため、その思いだけで体が動いていることはよくあります。
ソヨカ校舎を開校して半年近くは休みなく、
ほぼ毎日のように校舎を開けて授業の準備やイベントの準備をしていました。
先生になり、これだけのことに没頭した経験は今までにありませんでした。
僕にとってもエイメイは、人生を変える出会いでした。
何かに没頭できる経験を、生徒たちにもしてほしい。
様々なことにチャレンジをし、全力を傾けられる何かを見つけてほしい。
そのためには、色々なことにチャレンジできる自分に、「今」ならないといけない。
受け身ではいけない。
体育祭、音楽会、クラブ活動、習い事…。
エイメイでは勉強以外の行事なども応援する理由はそこにあります。
これから控えている高校受験は厳しく険しい大きな山です。
苦しくて、ときには投げ出したくなることもあると思います。
しかし、それでも歯を食いしばって、正面から向き合って挑んでほしいのです。
その頂上には
「苦しくても挑み続けた人にしかない感動」
が待っています。
これは社会に出ても通用する大きな力であると僕は思います。
エイメイ生へ
未来の自分を作るのは今の自分。
自分自身で素晴らしい未来を切り開け。
人生の勝算は、自分自身の振る舞いにかかっている。
自分だけの花を咲かせるため、自分を磨く努力を惜しむな。
辛抱する気に花が咲く!
嬉しいことに、「エイメイの先生になりたい」そう言ってくれる生徒が年々増えています。
そんな生徒たちに、我々は先生として、
そして一人の大人として、子どもたちが
「大人ってかっこいいな」
「大人って楽しそう」
そう思えるような存在であり続けたいと思っています。