子育て塾長づかっちのブログ

教育に夢と感動を。そして少しのユーモアを。

教室の天気は教師が決める

授業に入り、生徒が暗いなあと思った時、暗いのは教師の方かもしれない。

 

生徒が元気ないなあと思った時、元気がないのは教師の方なのかもしれない。

 

逆に、生徒が元気で明るい時、教室が明るくて元気なのかもしれない。

 

生徒たちは素直だ。

 

まるで教師の心を移してくれるようなものだ。

 

ミラーニューロン


授業前、教室へ入ろうとソヨカ校舎の廊下を歩いている時。

 

また、以前だったらエイメイ学院のみずほ台校舎の階段を上がる時。

 

笑顔を意識的に作っていた。

 

生徒から、づかっち、いつもニコニコしてて気持ち悪いよと、よく言われてしまうが。(笑) 

 

そう言ってくれた、その生徒も笑顔だったりする。


笑顔で教室のドアを開けたとしても、はじめは曇りの日もあるし、雨の日もある。

 

例えば、生徒同士のケンカがあったり、進路相談で学校の先生から厳しく言われたり、家で問題があってイライラしている生徒がいた

り・・・。

 

しかし、それでも、止まない雨はない。

 

少しずつ彼らの緊張を解いていったり、声をかけたりすることで、徐々に表情が明るくなり、晴れ間が見えてくる。

 

はじめはうかない表情だった生徒が、授業の後半に大声でゲラゲラと笑う。

 

笑顔でありがとう!と言って自転車に乗って帰っていく。

 

そんな姿を見ると、やはりこっちも嬉しい。

 

教師は「雨のち晴れ」の天気の子になることができる。笑

 

そのためには、自分の心の中に太陽を持たないといけない。

 

同時に敏感に生徒の心の天気を感じ取る力も必要だ。

 

大雨が降っているときは、無理をさせずに、側に寄り添って何も言わずに、スッと傘をさしてあげることも必要だと思うからだ。

 

いずれにしろ、教室の天気は教師が決めることができるということを改めて、肝に命じておく。