「言葉にいちばん影響を受けるのは自分」
「ネガティブワード<ポジティブワード」
という話を生徒たちにした。
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「あぁーもう眠いよお。。。」
「うわぁこの問題面倒くさい。やりたくないよ~。。。」
「つまらない。。。」
「毎日が最悪。。。」
そんな言葉、ついつい出ちゃうものかもしれないですが、それを誰かに伝えて良いことはひとつもない。
断言します。
ネガティブワードはひとつも良いことない。
でも、もしかしたら今までは、ネガティブワードを言ったら、誰かが優しく手を差し伸べてくれたかもしれない。
「そうなの?かわいそうに、じゃあ私があなたに気をつかってあげるわね」
でも、そんな風にいつまでも自分ではない誰かに甘えていては、成長はない。
いつまでも、人や環境に影響され続けてはいけない。
いわゆるネガティブワードを言いふらす人は「かまちょ」と言えるかもしれない。
(*かまちょ→かまってちょうだい。心配されたい人というか)
その「かまちょ」から脱皮して、自分の足で立って前に進まなくてはいけない。
まだ、小学生や中学低学年ならわかる。
でも3年生になってもまだ、ネガティブワードを連発し、まわりの雰囲気を暗くしようとしているなら、自分で気づいて変えないと、いつか孤立してしまう。
「うちのクラスつまんないだよなあ」
それを聞いたクラスメイトが果たして良い気分になるだろうか?
友だちになりたいと思うだろうか?
「授業、つまんないなあ。眠いなあ。」
それを聞いた先生がどう思うか?
まわりの友だちはどう思うか?
その環境において、実はその環境を作っているのは自分である、というのに気づいてほしい。
ネガティブワードを言うから、ネガティブな考え方やネガティブな行動になってしまうのに気づいてほしい。
じゃあ、どうしたら良いの?
うまくなじめない友だち関係やわからない勉強ばかりなんです…。
答えは簡単だ。
言葉の使い方を変えたら良い。
ネガティブワード→ポジティブワードへ
「つまんないなあ。。。」
から
「つまんないけど、どこか面白いところ、楽しめるところを探してみよう!」
「面倒くさい」
から
「面倒くさいからこそ、少しでもやっておこう!」
「毎日が最悪」
から
「毎日が最悪かもしれないけど、楽しみを一つ作ろう!」
ネガティブワード→ポジティブワードへ
言葉を変えてみる。
考え方や行動はすぐには変わらないけれど、すぐに言葉づかいは変えることができる。
え?そんなんで変わるの?
うん、そんなんで変わるよ。
「楽しい!」とか「うれしい!」とか「ありがとう!」とたくさん言う人のまわりには、いつも友だちが集まってきたり、楽しいことや面白いことが起こったりするから。
ポジティブワード(前向きな言葉)を使うと脳がだまされちゃって、良いものを無意識的にも探すようになるから。
言葉を変えるのは、そんなに難しくもない。
でも、言葉を変えることで、生活が変わっていく。
言葉にいちばん影響を受けるのは自分だから。
自分のためにネガティブワードではなく、ポジティブワードを意識的に使ってほしい。
明日から、いや今からすぐに使ってね!
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「今日は、話してくれてありがとう!」
と言ってくれた生徒もいて話して良かったなあと
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「言葉にいちばん影響を受けるのは自分」
「ネガティブワード<ポジティブワード」