昨日はづかっちからのクイズとして、全国学力テストより、小学生の正答率が低い算数の文章題の問題を出して、生徒たちに解いてもらいました。
(生徒たちにはクイズと言ってるので、楽しそうに解いてました😊)
そこで伝えたのは、
「言葉を理解する力」と「考える力」の2つです。
言葉を理解する力とは、文章を読んだ後に書いてある内容をきちんと自分の言葉で説明できる力です。
ある生徒は図を書いたり、わかりやすく式を書いたりしていました。
言葉を理解する力とは、文章に書かれている情報を正確に読み取る力と言い換えていいかもしれません。
例えば、昨日の問題でいうと、「列」と聞いて並んでいる様子をイメージできるか。
○○○○○○○
↑のように、問題用紙に図で列を書いていた生徒も多くいましたが、その子たちは全員、正解していました!
また、②などは8÷4=2
答えを2ℓ
と書く生徒もいましたが、これは
数はすべて自然数と思い込んでしまっている可能性がありますね
思い込んでいるので、4÷8=0.5という式になかなか気づかず、
なぜか8ℓを4人で等しく分けるような式を立ててしまいます。
なので、言葉を理解するためには、深く考えるという力も必要になってきます。
考える力とは、単純に計算スピードを上げるだけで身につくものではありません。
例えば①のような問題の場合、出てくる数字をただ計算してる生徒がいます。
14-7=7
答え7人
これは普段から問題を解く時にあまり頭を使わずに、作業になっている可能性があります💦授業中もただ問題を解く、ただノートを書く。
問題を解いたり、ノートを書いたりする目的は「理解する」ことなのですが、
問題を解いたりノートを書いたりすることを目的と思っているかもしれません…
この問題の場合は、自分を「1人と数えられるかどうか。全体の14人から前にいる7人を引いた数には、自分も含まれているので、さらに1人を引く」という筋道を追って考える必要があります。
文章にない「1人」を導き出して計算するためには、考えないといけないので、問題としては簡単ではないのかなと思いますが💦
算数の文章題は、僕自身もとても苦手でしたが、トレーニングをすることでできるようになりましたので、
引き続き、エイメイではつまずきやすい文章題のポイントは、生徒たちの目線に立って、指導してまいります。
ご家庭でも何かありましたら、遠慮なくおっしゃってください!